すべてが機械化される稲作り、楽になって失うものはない?

実は、稲作そのものが「神事」である

 伊勢神宮では、収穫されたお米を供えて感謝する神嘗祭が行われる

 その稲作には豊作を祈る祈年祭、田仕事の鍬の木を伐採するための山口祭、種もみをまく神田下種祭り、御田植え、風雨除けの風日祈祭、稲の穂を抜く抜穂祭と丁重にお祭りをして稲作り等を行っている。日本の原風景。神話で伝えられたままを行っている。

 日本人は食べ物を神々からの恵みと捉え、神々のご加護があってはじめて豊作がもたらされたと考えている

 宮中では祈年祭、新嘗祭、全国の神社でも祈年祭、新嘗祭が例祭と同じ重いお祭りとして行われている。

 「嘗」とは、新穀を食べる祭りをいう

 因みに「食べる」は食ぶー賜はる・給はるという言葉からきたもの

杉森神社ホームページ(東広島市河内町中河内鎮座)

東京生活をやめ、平成23年4月から当社の宮司として奉仕し始めました。 「神社が元気になれば、地域もさらに元気になる」を目指しています。

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