実は、今日のようにみんなが参る初詣は「明治以降の風習」である
新暦(明治5年12月3日が明治6年1月1日)採用。夜の12時が年の境と考えるようになってから、12時以降でないと初詣といわなくなった。
風習としては一家の主人だけが氏神社に籠もる(年籠り)ことがあったが、今日のようにみなが初詣することは明治以降(明治天皇の宮中祭祀関連)である。特に民間での恵方詣なども交通網の発達により活発になった。
規模の大きな神社では詣で習慣(江戸時代)があったが、田舎の小社にはなかった。
また初詣は、元旦に参拝すること、旦は朝。今のように夜中ではなかった。
0コメント